特集 介護予防・日常生活支援総合事業の充実と地域共生社会の実現
扉
pp.187
発行日 2025年6月10日
Published Date 2025/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330810030187
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2023年12月、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)の充実に向けた検討会で中間整理がまとめられた。超高齢化社会において、高齢者の尊厳と自立を支えるため、市町村が中心となり、医療・介護専門職や地域住民・産業など多様な主体と連携した「地域共生社会」の構築が求められている。総合事業はその基盤であり、高齢者が地域で主体的に活動し、必要な支援を受けられる体制づくりが重要である。
保健師の役割として、地域住民の活動促進や多様な主体との協働を通じ、高齢者が自分らしく生活できる環境を整えることが期待される。本特集では、自治体の実践事例を交えながら具体的な取り組みを紹介する。

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