連載 みんなで活かそう! 私たち保健師のコアバリューとコアコンピテンシー・5
「人々/コミュニティを中心とする協働・連携」「合意と解決を導くコミュニケーション」
松原 三智子
1
,
前田 香
2
,
平野 かよ子
3
,
岡本 玲子
4
,
古橋 完美
5
,
深津 恵美
6,7
1北海道科学大学公衆衛生看護学専攻科
2福島県保健福祉部健康づくり推進課
3日本保健師活動研究会
4大阪大学大学院医学系研究科
5愛知県瀬戸保健所健康支援課
6日本看護協会保健師職能委員会
7北海道江別保健所健康推進課
pp.164-170
発行日 2025年4月10日
Published Date 2025/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330810020164
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コアコンピテンシー7「人々/コミュニティを中心とする協働・連携」
定義 主体となる人々/コミュニティ、および多職種・多機関とともに、パートナーシップのもと、目的・目標の達成に向けて、役割・機能を発揮する。
松原三智子(北海道科学大学公衆衛生看護学専攻科教授)、前田 香(福島県保健福祉部健康づくり推進課主幹)
教えて、これってどんなコア?
このコアコンピテンシーが「人々/コミュニティを中心とする」理由は、対象者である主体を中心にするという看護の原則を、公衆衛生看護の対象に変換した表現であるためです。保健師が人々(個人が集まった人口集団/ポピュレーション)とコミュニティを対象として、対象者を中心に活動するという原則を示しています。

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