特集 産む人と家族の選択肢を増やす 「女性のための妊娠・出産のガイドライン」臨床での活用
2024年改訂「エビデンスに基づく助産ガイドライン—妊娠期・分娩期・産褥期2024」と「女性のための妊娠・出産のガイドライン(一般の方へ)2024」
増澤 祐子
1,2
1日本助産学会ガイドライン委員会
2新潟県立看護大学看護学部母性看護学・助産学
pp.188-193
発行日 2025年6月25日
Published Date 2025/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680790030188
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さまざまな場における周産期医療に携わる助産師を主な対象とし,助産師が妊娠期・分娩期・産褥期の女性に対して行う助産ケアのために臨床実践の指針を示すことを目的とした「エビデンスに基づく助産ガイドライン—妊娠期・分娩期・産褥期 2024」1)(以下,助産ガイドライン2024)が2024年11月22日に日本助産学会のウェブページに公開されました。この助産ガイドライン2024は,2012年に一般社団法人日本助産学会ガイドライン委員会が「エビデンスに基づく助産ガイドライン—分娩期」を発刊後,クリニカルクエスチョンの追加や内容のアップデートを行い,3回目の改訂となるガイドラインです。
今回の改訂で大きく今までと異なる点は次の2点です。

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