特集 リカバリー時代の精神症状論 どうやって「その人」を見ながら?
—CNSはどのように学び、実践応用しているか①—精神症状と聞いて思い浮かぶものが、随分変わった
藤原 雅司
1
1東京都立松沢病院
pp.20-25
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134327610280010020
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精神症状と聞いたとき、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。抑うつ、幻覚妄想、混乱、認知機能の障害、セルフケア能力の低下などが思い浮かぶ人もいれば、具体的な支援のエピソードを思い出す人もいらっしゃるかもしれません。
私はというと、看護師として働き始めた頃と、精神看護専門看護師(以下、CNS)として働いている今とでは精神症状と聞いて思い浮かぶものも随分変わったように感じます。
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