特集 リカバリー時代の精神症状論 どうやって「その人」を見ながら?
扉
pp.4-5
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134327610280010004
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精神症状をいかに見るか(あるいは見ないのか)は、リカバリー時代の精神科における難所と言えます。
「現場では精神症状を的確にアセスメント(査定)する必要があるね」
「じゃあ、症状がなくなれば、回復?」
「それも違いそう……」
「精神症状ばかりに目が行くと、うまく関係性がつくれないよ」
「その人らしさを見なきゃ」
「じゃあ、どうすれば……」
知識を必死でつかみ取ろうとする新人と、手放さないと難しいと語るベテラン。
本特集では、感覚を育てるようにしか得られない精神科医療ならではの見立ての技術論に迫ります。
治療とケア、リカバリーに結ぶ「精神症状」の見かたとは。
皆さんに、再考していただきました。
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