連載 看護師のための座りケア・第1回【新連載】
フットサポートに足が乗らず、後方に落ちてしまう
吉川 和徳
1,2,3
1一般社団法人福祉用具活用相談センター
2ふつうのくらし研究所
3特定非営利活動法人日本シーティング・コンサルタント協会
pp.428-431
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450310050428
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連載にあたって
「座りケア」とは、「療養者の“座り”を真ん中において“姿勢と動作”を(適切に)ケアすること」として、筆者が編み出した造語です。人はよい姿勢で座れたとしても24時間座り続けているわけではありません。そのため、「“座り”を真ん中において」とは、寝る/起きる⇔座る⇔移乗する⇔立ちあがる/着座する⇔歩くという、生活の中での一連行為の真ん中として「座り」を捉えることで、姿勢と動作のケアを適切に提供するという意味です。
読者の皆さんは、座ってしばらくすると身体が傾いてきたり、ずり落ちてきたりする療養者に対して、傾いてくる側にクッションをあてがったり、身体を引き上げて座面深くに座り直しをしたりすることがよくあると思います。これは適切な介入と言えるでしょうか。

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