特集 知識と根拠を添えて! もっと、おもいやりに基づく在宅スキンケア
悩ましいスキントラブル・創傷のケアにアナザーチョイス!
—【ケース❼】—肥満体型で皮膚が重なってしまいます
岡部 美保
1
1在宅創傷スキンケアステーション
pp.126-128
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450310020126
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私のアセスメント
皮膚のアセスメント
Fさんは基礎疾患による半身麻痺、上下肢拘縮が見られ、ベッド上での寝たきり期間が長い状態にありました。また、Fさんには肥満があり、頸部の皮膚が重なり合う部分に長く真菌感染症を発症していました。長期間にわたり抗真菌薬を使用しているものの、皮膚状態は悪化していることから、訪問看護師さんたちは薬を継続すべきか悩んでいました。
同行訪問して拝見すると、Fさんの頸部はぴったりと密着していて、皮膚には広範囲に発赤やびらん、浸軟や肥厚が生じていました。Fさんからはスキンケア時の痛みや日常的なかゆみの訴えもあり、頸部にガーゼを挟むことで対応していました。また、頭髪による刺激や不快感から、頸部を左右に動かす動作も見られました。

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