特集 可視化の先にあるもの データ利活用が支える患者安全と病棟マネジメント
患者の安全を保証する“いつも通り”の看護配置とは?—看護配置と患者アウトカムの関係
森岡 典子
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1国立保健医療科学院疫学・統計研究部
pp.130-135
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360020130
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看護配置は患者アウトカムを左右する重要な要因であり,世界的にもその効果が繰り返し示されています。配置状況の詳細なデータは「入院基本料等の施設基準に係る届出書添付書類」の様式9をはじめとするリアルワールドデータ(Real World Data:RWD)として日々蓄積されており,近年,これらを活用することで,通常の看護配置レベルからのズレが患者にどのような影響をもたらすのかを具体的に捉えることが可能になってきました。本稿では,看護配置研究のこれまでの経緯と制度の仕組みを概観するとともに,実際の病棟データを用いて行った分析例を紹介し,よりよい看護配置の実現に向けた示唆を提示します。

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