連載 危機発生を想定した看護管理にパラダイムシフトが起きている! 知っておきたい「クライシスマネジメント」・1【新連載】
危機発生“後”の看護提供維持を目指したマネジメントとは
内木 美恵
1
1日本赤十字看護大学国際・災害看護学
pp.1072-1077
発行日 2025年12月10日
Published Date 2025/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350121072
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近年の大地震や感染症のパンデミックなどのような危機が起きている地域が大きなダメージを受ける中であっても,病院をはじめとする医療機関では医療や看護の提供を維持し,継続させる必要がある。病院は,地域住民や被災者の生命と健康をいかに守ることができるのかが問われている。
本連載では,看護管理者が知っておきたい「クライシスマネジメント」について,その要点を紹介する。第1回は総論として,クライシスマネジメントがなぜ重要なのか,また,危機発生前後において,いかに現場をマネジメントするかを整理しながら考えていきたい。

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