巻頭シリーズ 臨床と研究をつなぐ—若手研究者から看護管理学の発展に向けて・6
患者安全と看護師の心理的安全性を考える—実習での気づきから研究へ,そして未来への展望
藤芳 絢乃
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1東京科学大学大学院保健衛生学研究科看護先進科学専攻 看護管理・高齢社会看護学分野 5年一貫制博士課程
pp.445-449
発行日 2025年6月10日
Published Date 2025/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350060445
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看護管理学を専攻できる大学院が増える中で,看護管理学の研究に取り組む若手研究者も増加しています。彼らの多くは,看護管理者としての経験がないにもかかわらず,なぜ看護管理学の研究に関心を持つようになったのでしょうか。
本連載では,その理由を探るとともに,若手研究者たちの研究内容を分かりやすく解説し,臨床現場でどのように研究成果を活用できるのかを紹介します。
今回は,患者安全における看護師の「心理的安全性」に関する研究を行う東京科学大学大学院在学中の藤芳絢乃氏に,その研究内容をご紹介いただきます。

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