連載 重度認知症でも独居生活15年目,頑張りすぎない介護で母を支える〜作業療法士として,息子として・第1回【新連載】
認知症軽度の時期—母の混乱・息子の動揺
末廣 昌平
1
1鹿児島県こども総合療育センター
pp.690-693
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590070690
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私の母は,2010年(平成22年)に69歳でアルツハイマー型認知症と診断されました.診断当時,私は37歳で作業療法士15年目でした.現在,母は要介護5となり,ADL全介助となった今も,独居生活を続けています.
この15年間,母が住み慣れた家での独居生活を送るために,私が作業療法士として工夫してきたこと,息子として感じてきたことを母の症状の経過に沿って,3回に分けて紹介します.

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