特集 大脳基底核—分子機構からパーキンソン病の理学療法まで
黒質のミクロ機構と制御
小清水 久嗣
1
Hisatsugu KOSHIMIZU
1
1藤田医科大学(神経科学)
キーワード:
黒質
,
パーキンソン病
,
ニューロメラニン
,
BDNF
,
CRH
,
GDNF
Keyword:
黒質
,
パーキンソン病
,
ニューロメラニン
,
BDNF
,
CRH
,
GDNF
pp.1168-1173
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590101168
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Point
●黒質はドーパミン神経を含む運動制御中枢で,パーキンソン病において病変の中心となる領域
●ニューロメラニンや神経栄養因子およびその関連分子は黒質-線条体系の機能を支えている
●こうしたミクロ機構の変容はパーキンソン病の病態に関係し,診断・治療のターゲットになる可能性がある

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