連載 運動器疾患に対する超音波画像評価とエコーガイド下運動療法—EBPTに活かす!・第4回
投球障害肘に対する超音波画像評価とエコーガイド下運動療法
工藤 慎太郎
1,2,3
,
池津 真大
1,3,4
Shintarou KUDOU
1,2,3
,
Masahiro IKEZU
1,3,4
1森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所
2森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
3アレックスメディカルリサーチセンター
4AR-Ex尾山台整形外科
pp.883-888
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590080883
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症例
診断名:肘内側側副靱帯損傷.
20歳台前半のプロ野球選手でポジションは投手である.3か月ほど前から投球時の肘内側部痛があった.チームドクターの診断は肘内側側副靱帯損傷であった.故障者リストに入り,チームの理学療法士が治療しているが,症状の改善が乏しくハイドロリリースも検討するため,受診となった.ハイドロリリースを行う部位の検討も含めて,理学療法の指示が出ている.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年8月31日).

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