連載 運動器疾患に対する超音波画像評価とエコーガイド下運動療法—EBPTに活かす!・第3回
肘関節外側上顆炎に対する超音波画像評価とエコーガイド下運動療法
工藤 慎太郎
1,2,3
,
池津 真大
1,3,4
Shintarou KUDOU
1,2,3
,
Masahiro IKEZU
1,3,4
1森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所
2森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
3アレックスメディカルリサーチセンター
4AR-Ex尾山台整形外科
pp.763-767
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590070763
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
診断名:右上腕骨外側上顆炎,性別:女性,年齢:40歳台後半,職業:デスクワーク,趣味:テニス.
現病歴:2年ほど前から肘外側部痛を自覚.近医にてステロイド注射を行い,疼痛が軽減し,デスクワークやテニスも実施できていた.しかし,3か月ほど前から疼痛が増強し,ステロイド注射が効かないため,ウェブサイトを見て,当院を受診.手術適応もあるが,まずは理学療法を実施することになった.3か月近く経つが,疼痛の軽減が不十分であった.
合併症:なし.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年7月31日).

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.