特集 脳卒中片麻痺—理学療法の歩みと最新の取り組み
—脳卒中片麻痺の回復・改善促通に寄与する治療や考え方—反復性経頭蓋磁気刺激療法
宮腰 弘之
1
,
新見 昌央
2
Hiroyuki MIYAKOSHI
1
,
Masachika NIIMI
2
1社会医療法人寿人会木村病院リハビリテーション部
2日本大学医学部リハビリテーション医学分野
キーワード:
脳卒中片麻痺
,
半球間抑制
,
反復性経頭蓋磁気刺激
,
歩行障害
,
集中的理学療法
Keyword:
脳卒中片麻痺
,
半球間抑制
,
反復性経頭蓋磁気刺激
,
歩行障害
,
集中的理学療法
pp.686-689
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590060686
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●反復性経頭蓋磁気刺激は,刺激強度,刺激頻度,刺激回数を変化させて反復して経頭蓋磁気刺激を行うことで大脳皮質の興奮性を変化させるものである
●反復性経頭蓋磁気刺激のみでは持続効果が乏しいため,集中的理学療法との併用療法が有効と考えられている
●反復性経頭蓋磁気刺激と併用する理学療法については,医師と連携して,患者に合わせた適切なプログラムの実践が重要である

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.