連載 薬剤と理学療法・第2回
ステロイド
船木 麻美
1
Asami FUNAKI
1
1亀田総合病院薬剤部臨床薬剤科
pp.221-225
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020221
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ステロイドは副腎皮質から分泌されるホルモンで,抗炎症作用や免疫抑制作用などがあり,リウマチ性疾患・自己免疫疾患,アレルギー性疾患,血液疾患などで用いられている.剤形としては点眼薬,点鼻薬,吸入薬,軟膏・クリームなどの外用薬,内服薬,注射薬,座薬などがある.そのなかで特に全身性の副作用が問題となるのは局所に作用する外用薬ではなく,内服薬,注射薬,座薬といった血中に入って全身に作用するものである.
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