連載 文献収集と管理・第2回
文献データベース
森山 英樹
1
Hideki MORIYAMA
1
1神戸大学生命・医学系保健学域
pp.227-230
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020227
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文献データベース
文献収集の方法として,かつては図書館などに保管された学術雑誌を手に取って文献を探していたが,現在ではインターネットを通じて収集することが標準となっている.その際に用いられるのが文献データベースである.文献データベースは,文献を体系的に整理・保存し,効率的に検索・利用できるようにしたデータベースである.
連載第1回(第59巻第1号)で述べたように,文献には,論文や会議録などオリジナリティをもつ一次資料と,一次資料をまとめた総説や診療ガイドラインなどの二次資料がある.医学系の一次資料の代表的なデータベースとして,英語の文献が検索できるPubMedや日本語の医中誌Webなどがある.二次資料のデータベースには,理学療法領域に特化したPEDro,医療全般を扱うCochrane LibraryやMindsガイドラインライブラリなどがある(表).
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