特集 骨関節内科
骨関節内科 治療総論
ステロイド
德永 健一郎
1
,
萩野 昇
2
1熊本赤十字病院 リウマチ・膠原病内科
2帝京大学ちば総合医療センター 第3内科(血液・リウマチ)
pp.2264-2269
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225262
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Point
◎ステロイドを使用する前に,「どの疾患の,どの臓器障害に対して使用するのか」を認識することが大切である.
◎少量ステロイドであっても,長期継続投与は副作用(骨粗鬆症,易感染性,糖尿病)が問題になることがあり避けるべきである.漸減や中止が難しい場合には免疫抑制薬を併用する.
◎関節炎に関しては,罹患関節へのステロイド関節注射が有用である.
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