特集 遠心性収縮を考える
遠心性収縮時の生理学的効果
遠心性収縮による持久力トレーニング
野中 紘士
1
Koji NONAKA
1
1奈良学園大学保健医療学部
キーワード:
遠心性収縮
,
持久力トレーニング
,
骨格筋
Keyword:
遠心性収縮
,
持久力トレーニング
,
骨格筋
pp.189-194
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020189
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Point
●遠心性収縮は,求心性収縮に比べて酸素消費量が少なく,筋力強化効果が期待できるため,心臓や呼吸器に問題がある患者に対しても安全かつ効果的なトレーニング法として注目されている
●遠心性収縮による持久力トレーニングは,筋力や筋量の改善,毛細血管の増加といった骨格筋に対する多くの適応効果をもたらす
●遅発性筋痛や筋損傷,酸化ストレスの増大といったリスクが伴うため,適切な負荷設定が必要とされる
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