特集 遠心性収縮を考える
関節制御の弱化に対する遠心性収縮トレーニングの必要性
人工膝関節全置換術後患者の歩行に対する遠心性収縮トレーニングの必要性
深谷 隆史
1
,
六崎 裕高
2
Takashi FUKAYA
1
,
Hirotaka MUTSUZAKI
2
1つくば国際大学医療保健学部理学療法学科
2茨城県立医療大学医科学センター整形外科
キーワード:
人工膝関節全置換術
,
遠心性収縮
,
歩行立脚期
Keyword:
人工膝関節全置換術
,
遠心性収縮
,
歩行立脚期
pp.171-176
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020171
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●歩行解析から得られる結果から,歩行中の筋収縮様態の推定を行うことが可能である
●変形性膝関節症の症例では,歩行立脚初期の膝伸展筋群の遠心性収縮が困難となることが推測される
●術後の歩行立脚期における膝関節機能の改善には,術後早期からの適切な介入が重要である
Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.