特集 遠心性収縮を考える
関節制御の弱化に対する遠心性収縮トレーニングの必要性
加齢に対する遠心性収縮トレーニングの必要性
竹林 秀晃
1
,
滝本 幸治
2
,
渡邊 家泰
1
,
池本 祐貴
3
Hideaki TAKEBAYASHI
1
,
Koji TAKIMOTO
2
,
Ieyasu WATANABE
1
,
Yuki IKEMOTO
3
1高知健康科学大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
2奈良学園大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
3いの町立介護老人保健施設仁淀清流苑リハビリテーション科
キーワード:
加齢
,
遠心性収縮
,
関節位置制御
Keyword:
加齢
,
遠心性収縮
,
関節位置制御
pp.164-170
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020164
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Point
●遠心性収縮は,求心性収縮と比較して複雑な神経系活動が求められ,評価・トレーニングにおいて神経系の違いによる運動の協調性を考慮する必要がある
●遠心性収縮の関節位置制御は,求心性収縮と比較して運動制御の難度が高くなり,加齢の影響を受ける
●求心性収縮との比較において単なる関節運動パターンの違いとして捉えるだけでなく,運動制御や神経系活動の違いを考慮することが必要である
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