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あとがき
鴻 信義
pp.202
発行日 2026年2月20日
Published Date 2026/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980020202
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大寒の候,皆様いかがお過ごしでしょうか。このあとがき,新年早々に執筆しているのですが,関東に暮らす者にとって正月の風物詩ともいえる恒例行事が箱根駅伝。今年もまた,胸を熱くする戦いが繰り広げられています。自宅から徒歩圏内に今大会出場中の某大学のキャンパスがあり,その関係もあって,テレビの前から離れられません。おそらく朝練のランニングなのでしょうが,陸上部の学生さんたちが大学キャンパスへ戻ってくる時間帯と自分の出勤時間がちょうど重なっていた時期がありました。早朝の空気を切り裂くように颯爽と走り抜けていく姿は,今でも鮮明に目に焼き付いています。
箱根駅伝には,数え切れないほどのドラマがあります。先頭を悠々と快走する選手,驚異的な「ごぼう抜き」を見せるスター選手。一方で,低血糖や足の痙攣と戦いながら,ふらふらになっても必死にタスキをつなぐ選手の姿もあります。勝って涙,負けても涙。まさに青春そのもの。そして,何度見ても圧倒されるのが箱根の山登りです。皆さんは,箱根湯本から芦ノ湖へと続く,あの急峻な山道を歩かれたことがあるでしょうか。自分は歩いて登るだけでも心拍数が上がり,息が切れてしまうのに,それを全力で走り抜ける選手たちの身体能力と精神力には,ただただ敬服するばかりです。選手の皆さん,そして背後で支えるすべての方々,本当にお疲れさまです。

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