Japanese
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特集 喉頭手術・音声外科手術のABC to Z
《声門下狭窄に対する手術》
小児
Surgery for subglottic stenosis in children
守本 倫子
1
Noriko Morimoto
1
1国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科
キーワード:
喉頭気管再建術
,
バルーン拡張
,
声門開大不全
,
輪状軟骨後壁
Keyword:
喉頭気管再建術
,
バルーン拡張
,
声門開大不全
,
輪状軟骨後壁
pp.66-71
発行日 2025年1月20日
Published Date 2025/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910970010066
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POINT
●声門下狭窄の程度が軽度であった場合は,内視鏡下にレーザー+バルーン拡張術を行う。
●声門下狭窄の程度が高度であった場合は,肋軟骨をグラフトにした喉頭気管再建術が有用である。
●術後にステント留置を行う。留置期間や使用するものなど一定のコンセンサスは得られていないが,安全性を優先すべきである。
●どの手術方法を選択するのか,手術の年齢適応などは,社会的な背景も勘案しながら慎重に検討すべきである。
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