Japanese
English
特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅱ.口腔・咽頭・食道
[治療]
ESD後狭窄の予防と解除のコツ
Tips for preventing and releasing esophageal stenosis after ESD
柴垣 広太郎
1
,
高橋 佑典
2
,
古谷 聡史
2
,
石村 典久
2
,
石原 俊治
2
Kotaro SHIBAGAKI
1
,
Yusuke TAKAHASHI
2
,
Satoshi KOTANI
2
,
Norihisa ISHIMURA
2
,
Shunji ISHIHARA
2
1島根大学医学部附属病院光学医療診療部
2島根大学医学部消化器内科
キーワード:
食道狭窄
,
トリアムシノロン
,
バルーン拡張
Keyword:
食道狭窄
,
トリアムシノロン
,
バルーン拡張
pp.97-102
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001662
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Tips
● 過不足のない切除マージンと筋層を傷つけない剝離操作が狭窄予防に重要である。
● 全身麻酔と浸水条件は食道広域ESDの精度と安全性を高める。
● 食道トリアムシノロン充塡法では鎮静・側臥位・胃食道の脱気が重要である。
● Biweekly follow-up protocolは高度狭窄の発生を抑制する。
● 縦切開とトリアムシノロン局注はバルーン拡張後の再狭窄を抑制する。
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