増大号特集 あなたの整形外科診療が変わる 差がつく画像診断技術—単純X線からAIまで
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目の前の患者さんの骨の微細構造がここまで見える
千葉 恒
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1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科
pp.638
発行日 2025年5月25日
Published Date 2025/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330600050638
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臨床用画像装置には,単純X線,CT,MRIなどさまざまなものがあり,それぞれがさまざまな進化の方向性を持っています.
CTは他の画像装置と比較して,3次元における解像度(空間分解能)に圧倒的なアドバンテージを持っています.つまり,どこまで細かい構造を描出できるか,ということです.これを「骨」の分野で極限まで追求したCT装置が,HR-pQCT(high-resolution peripheral quantitative computed tomography)です.
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