特集 ロボット支援手術で切り拓く整形外科新時代
緒言
中川 匠
1
Takumi NAKAGAWA
1
1帝京大学医学部整形外科学講座
pp.199
発行日 2025年3月25日
Published Date 2025/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330600030199
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整形外科領域におけるロボット支援手術は急速に進化し,多くの臨床現場で利用されるようになりました.従来の手術手技に比べて,より高精度かつ低侵襲な手術が可能となり,術後の早期回復や手術成績の向上が期待されています.
特集冒頭では,独立行政法人大学改革支援・学位授与機構理事で,日本学術会議会長でもある光石 衛先生に,ご自身が開発に携わってこられた国産人工関節置換術支援システムに関して工学的な観点から解説していただきました.切骨面の表面温度管理にAI予測機能を使用するなどの最新のデータを示され,今後の国産機種の大いなる発展が期待されます.

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