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今月の主題 胃印環細胞癌—最新の知見
トピックス
微小環境が誘導する印環細胞形成のメカニズム
Mechanisms Underlying Microenvironment-Induced Signet-Ring Cell Formation
杉本 真也
1
Shinya Sugimoto
1
1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)
キーワード:
オルガノイド
,
異種移植
,
Wnt
,
R-spondin
,
CDH1遺伝子
Keyword:
オルガノイド
,
異種移植
,
Wnt
,
R-spondin
,
CDH1遺伝子
pp.81-86
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.053621800610010081
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はじめに
患者由来オルガノイドは,疾患上皮細胞の固有の遺伝型および表現型を再現可能なin vitroモデルであり,高精度なデータ取得と詳細な機能的解析を可能にする.さらに,遺伝子編集技術を用いた正常細胞からの前方視的な疾患再現や,異種移植による組織像の可視化を通じて,従来とは異なるアプローチから疾患表現型のメカニズム解明を可能とする強力なツールとなる.本稿では,びまん性胃癌オルガノイドを用いて明らかとなった,WntおよびR-spondinに依存する印環細胞形成メカニズムについて概説する.

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