増大号 サッと読めてパッとわかる! 感染症診断メモ。
4章 抗酸菌・放線菌感染症
5.ハンセン病が疑われたとき,どのように鑑別を進めればよいでしょうか?
的野 多加志
1
1佐賀大学医学部附属病院感染制御部
キーワード:
ハンセン病
,
顧みられない熱帯病
,
感覚低下を伴う皮疹
,
Fite-Faraco染色
,
菌指数
Keyword:
ハンセン病
,
顧みられない熱帯病
,
感覚低下を伴う皮疹
,
Fite-Faraco染色
,
菌指数
pp.414-417
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690040414
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●ハンセン病は,Mycobacterium leprae complex(M. leprae,M. lepromatosis)による皮膚ならびに末梢神経病変を特徴とする感染症である.
●診断のキーワードは“感覚低下を伴う皮疹”であり,皮疹の辺縁ならびに耳朶からの菌の検出感度が高い.
●M. leprae complexは抗酸性が弱いためFite-Faraco染色が適しており,菌の定量化は菌指数を用いる.
●病理組織の一部はホルマリンで固定せずに,PCR検査用に70%エタノールもしくは凍結保存しておく.

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