Japanese
English
特集 Advanced LECSを安全に導入するためのバイブル
胃癌に対するLECS
胃癌・十二指腸癌に対するLECSの経験から学ぶ,その適応
Clinical experience of LECS for gastric and duodenal cancer and its indications
山崎 公靖
1
,
青木 武士
1
,
望月 清孝
1
,
伊達 博三
1
,
渡邊 良平
1
,
居軒 和也
2
,
紺田 健一
2
,
片桐 敦
2
,
吉田 仁
2
,
山上 裕機
1
,
村上 雅彦
1
Kimiyasu YAMAZAKI
1
1昭和医科大学医学部外科学講座消化器一般外科学部門
2昭和医科大学医学部消化器内科学部門
キーワード:
胃癌・十二指腸癌
,
緩和LECS
,
D-LECS
Keyword:
胃癌・十二指腸癌
,
緩和LECS
,
D-LECS
pp.1434-1442
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800131434
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆胃癌に対する緩和目的のLECSは,胃癌の進行度と患者の全身状態,予後を十分検討して行うことが重要である.
◆腫瘍の大きさ,局在,出血の有無を考慮したうえで,開放型あるいは非開放型LECSを適切に選択して行う.
◆十二指腸癌に対するLECSは,ESD施行後に腹腔鏡下漿膜筋層縫合を追加するD-LECS with ESDを基本術式とする.ただし,技術的にESDが困難な場合は,合併症や腹腔内への腫瘍散布を考慮して,現状では小開腹下に安全に局所全層切除することを推奨する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年12月末まで)。

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

