Japanese
English
特集 東京2020パラリンピックのレガシー・パラスポーツの今
知的障害領域のパラスポーツの今
The current state of parasports in the field of intellectual impairments
沼部 博直
1
Hironao Numabe
1
1東京都立北療育医療センター小児科
1Department of Pediatrics, Tokyo Metropolitan Kita Medical Rehabilitation Center for the Handicapped
キーワード:
知的障害
,
知的発達症
,
ダウン症候群
,
スポーツ
Keyword:
知的障害
,
知的発達症
,
ダウン症候群
,
スポーツ
pp.147-154
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698220540020147
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
知的障害(知的発達症)のある方のスポーツへの参加の機会は,小児期から老年期に至るまで増加傾向にある.学校や地域でのクラブ活動のほか,放課後等デイサービスにスポーツを取り入れる試みも増えている.また,東京都では「障害児・者の運動習慣定着支援事業」として,福祉施設内での運動から,地域の体育館での運動実施へとステップアップをすることで,日常的な運動習慣を身につけることを目的とする事業を行っている1).同様の試みはほかの自治体でも行われており,知的障害のある方の生活の質(quality of life:QOL)や日常生活動作(activities of daily living:ADL)の向上に寄与している.
レクリエーションやアクティビティとして行われているスポーツも多いが,本稿ではより運動強度も高く,安全性や健康面での配慮も必要な競技性のあるパラスポーツの現状について概観する.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

