Japanese
English
実践講座 嚥下障害の評価の実際・4
病院から胃瘻で退院した嚥下障害症例の評価
Evaluation of cases of dysphagia who were discharged from hospital with gastrostomies
若杉 葉子
1
Yoko Wakasugi
1
1医療法人社団悠翔会悠翔会在宅クリニック歯科診療部
1Department of Dentistry, Yushoukai Medical Corporation
キーワード:
在宅
,
歯科訪問診療
,
多職種連携
,
胃瘻
Keyword:
在宅
,
歯科訪問診療
,
多職種連携
,
胃瘻
pp.715-720
発行日 2025年7月10日
Published Date 2025/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698220530070715
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
高齢者が入院する理由はさまざまあり,入院中に食べられなくなるということは少なくない.脳血管障害のような嚥下障害の原因となる疾患により食べられなくなる場合もあれば,尿路感染や骨折など,直接嚥下障害を引き起こす疾患による入院でなくても入院関連機能障害の一つとして摂食障害や摂食嚥下障害が生じる.
訪問診療ではさまざまな理由で胃瘻を造設して退院してきた患者さんを拝見する.その患者さんたちが退院後どのような経過を辿っているのかを,訪問歯科での評価の実際とともに紹介させていただく.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.