増刊号特集 泌尿器科検査の分水嶺—コツを学んで診断力アップ
3.内分泌機能検査の手順とコツ
副腎静脈サンプリング
田村 全
1
,
中村 俊文
2
,
木内 謙一郎
2
1慶應義塾大学医学部 放射線科学教室(診断)
2慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科
キーワード:
原発性アルドステロン症
,
副腎静脈サンプリング
,
区域別副腎静脈支脈採血
Keyword:
原発性アルドステロン症
,
副腎静脈サンプリング
,
区域別副腎静脈支脈採血
pp.57-63
発行日 2026年4月5日
Published Date 2026/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930800040057
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Point
◆副腎静脈サンプリング(AVS)は原発性アルドステロン症における病型・局在診断のゴールドスタンダードと位置づけられており,外科的治療を含む局所治療の適応を考慮する際に必要な検査である.
◆区域別副腎静脈支脈採血(segmental AVS)はより高精度な副腎内ホルモンマッピングを可能とし,詳細な病型診断や副腎機能温存のための副腎部分切除/ラジオ波焼灼術の適応判断に有用である.
◆AVS結果解釈,副腎機能温存手術の適応,再AVS・segmental AVS・別導出静脈からの採血の要否などを含めた治療方針の決定には,泌尿器科・内分泌内科・放射線診断科などの多診療科カンファレンスで議論することが望ましい.

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