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2025年1月31日から2月1日まで、第29回国際健診医学会(The International Health Evaluation and Promotion Association: IHEPA)が、西崎泰弘大会長(東海大学)の下、浦安で開催されました(URL: https://www.shuwa-asc.com/ihepa2025/)。日本総合健診医学会第53回大会(井上詠大会長、東海大学)と同時開催されたもので、国際学会の会場には360人以上が参加しました。私は国際委員会委員として、海外からの招聘の演者を含めて、シンポジウム1を企画・運営しました。シンポジウムのテーマは「Health literacy in the digital society」です。総合健診におけるデジタルヘルスやデジタルヘルスリテラシーについて、主にアジアを中心とした海外と日本の状況について議論することが目的でした。
まず昨年の5月にベトナムで開催されたAHLA(Asian Health Literacy Association)で、10年間理事長としてAHLAを牽引してきたPeter Wushou CHANG先生(台湾)と、分科会で一緒に口演発表をしたTeguh Haryo Sasongko先生(マレーシア)を学会にお誘いしました。その後、複数回メールでやりとりを行い、シンポジストをお引き受けいただきました。以前の学会参加では、自分の発表のことだけを考えて、発表が終われば学会の基調講演を聴いたり懇親会を楽しんだりという参加の仕方でしたが、最近では会場ごとの参加人数を数えたり、将来の講演の招聘を考えたりと、すっかり運営目線での参加になってしまっています(笑)。
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