特集 超高齢・人口減少社会における災害対策の新たなパラダイム—能登半島地震・観光危機管理・生業再建
高知県の沿岸部・山間部の災害時の健康医療体制の現状と課題—南海トラフ地震への備え
家保 英隆
1
1高知県
キーワード:
南海トラフ地震
,
災害時医療救護計画
,
前方展開型の救護活動
Keyword:
南海トラフ地震
,
災害時医療救護計画
,
前方展開型の救護活動
pp.39-47
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890010039
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ポイント
◆南海トラフ地震は100〜150年の間隔で発生し、前回地震から80年経過、発生の切迫性が増している。
◆南海トラフ地震は、防災対策推進地域が1都2府26県707市町村と広範囲で、揺れと津波が同時に発生する可能性が大きい。
◆被災地外からの応援到着には時間を要するので、それまで地元医療資源を総動員した災害医療体制の充実が大切である。
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