特集 血液ガスを武器にする!—呼吸・代謝トラブル実践塾
発展編
アニオンギャップ(AG)がもし低下していたら
松村 薫
1
,
小澤 労
1
1国立病院機構栃木医療センター内科
キーワード:
低アニオンギャップ
,
低アルブミン血症
,
偽性低ナトリウム血症
,
多発性骨髄腫
,
リチウム中毒
,
ブロム中毒
Keyword:
低アニオンギャップ
,
低アルブミン血症
,
偽性低ナトリウム血症
,
多発性骨髄腫
,
リチウム中毒
,
ブロム中毒
pp.505-509
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630030505
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Point
◎低アニオンギャップ(AG)は単なる測定誤差ではなく,低アルブミン血症,多発性骨髄腫,ブロム/リチウム中毒などを示唆する重要なサインである.
◎特に低アルブミン血症はAG開大性アシドーシス(AGMA)を隠蔽するため,必ず補正AGを用いて評価する必要がある.
◎鑑別には,まず再検査とアルブミン補正を行い,次に病態(隠れたAGMA,電解質異常,IgG増加,リチウム中毒・ブロム中毒など)を検索する.

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