増大号特集 深掘り! エッセンシャル漢方—1対1対応の一歩先へ
初学者からよく受ける質問
AI導入で漢方診断はもっと身近になる?
吉野 鉄大
1
1慶應義塾大学医学部漢方医学センター
キーワード:
人工知能
,
AI
,
非漢方専門医
,
診療支援
,
随伴症状
,
多愁訴
Keyword:
人工知能
,
AI
,
非漢方専門医
,
診療支援
,
随伴症状
,
多愁訴
pp.1790-1793
発行日 2025年10月10日
Published Date 2025/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620111790
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Point
◎わが国で広く用いられる漢方製剤の多くは非専門医により処方されているため,診療支援が必要である.
◎随伴症状がほどよく多い患者と比べて,少ない患者では人工知能(AI)は処方を選びにくい.
◎処方情報について教えてくれるチャットボット型AIも使用できる.
◎AIに正しい情報を入力するためには,患者の言葉を医療の言葉に正しく翻訳する必要がある.

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