特集 【研究する人間】木下康仁先生の功績と足跡
Ⅰ.研究者として,教育者として—木下康仁先生との在りし日
Ⅰ-3 M-GTA研究会の活動
木下先生が見られた「雄大な風景」を追い求めてゆく
眞砂 照美
1
1佛教大学社会福祉学部
pp.46-49
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700580010046
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研究の旅に必要な「理論的メモノート」を携えて
僭越ながら,木下康仁先生から薫陶註1を受けたことを,木下先生の言葉や出来事などを紹介しながら述べたいと思う。
木下先生との電撃的な出会いがなければ,私は今ここに立っていない—そう考える研究者は少なくないだろう。言葉を大事にすること,理論についての思惟,深い解釈,アブダクション等木下先生から「研究への向き合い方」についてお教えいただいたことは数限りなく,枚挙のいとまがない。

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