Japanese
English
症例報告
携帯型ゲーム機の使用が原因と考えられたknuckle padsの1例
A case of knuckle pads on fingers which were suspected to be caused by the use of a handheld gaming console
兵頭 麻里
1
,
荒井 将季
1
,
藤尾 由美
1
,
木花 いづみ
1
,
栗原 佑一
1
Mari HYODO
1
,
Masaki ARAI
1
,
Yumi FUJIO
1
,
Izumi KONOHANA
1
,
Yuichi KURIHARA
1
1平塚市民病院皮膚科
1Division of Dermatology,Hiratsuka City Hospital
キーワード:
knuckle pads
,
携帯型ゲーム機
,
PIP関節
,
小児
Keyword:
knuckle pads
,
携帯型ゲーム機
,
PIP関節
,
小児
pp.19-23
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002149730800010019
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要約 8歳,男児.初診数年前から右手指のPIP関節に自覚症のない隆起性病変が出現,徐々に増大した.右示指,中指,環指のPIP関節に10mmまでの常色,ドーム状に隆起した弾性硬の結節を認め,表面は一部角化していた.結節は組織学的に真皮の著明な膠原線維と毛細血管の増生を認め,knuckle padsと診断した.原因検索のために生活歴を詳細に聴取したところ,腹臥位で携帯型ゲーム機を長時間使用していたことが判明した.実際の使用時の姿勢を再現させたところ,病変部が床に接触していることが確認でき,ゲーム機の使用による機械的な刺激の繰り返しが原因と考えられた.ゲーム機の使用を制限し,症状は徐々に改善傾向である.Knuckle padsは機械的刺激による発症が報告されており,原因検索のためには詳細な生活歴の問診が重要である.

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