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思春期青年期の臨床・学校

思春期青年期の臨床・学校
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筆頭著者 塚本 千秋 (著)

金剛出版

電子版ISBN 978-4-7724-9723-7

電子版発売日 2025年6月3日

ページ数 280

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7724-2102-7

印刷版発行年月 2025年5月

DOI https://doi.org/10.69291/9784772497237

書籍・雑誌概要

治療者は患者との関係をどうかたちづくるのか、各章に描写されるおよそ30の思春期青年期事例は、著者の精神科医40年あまりのごく一部である。
多種多様な治療実践を詳細に語り、治療の現実と実相にせまる。

目次

本書について
第Ⅰ部 精神療法
    よい臨床家とはどのような臨床家か――生成AIに刺激を受けて
    工夫ということ
    精神療法をどう学ぶか――A先生への手紙
    臨床医の立ち居ふるまいについて(The moment we feel something evil)
    「心理療法における関係性」について
    治療者の思いや感情状態と患者への提案
    特集「支持療法再考」を読んで
    ●ミニエッセイ①:電子カルテの導入
第Ⅱ部 児童思春期臨床・青年期臨床
    子どもと遊び――ルールがうまれる瞬間
    思春期臨床――教育・福祉とどう連携するか
    こころを操るな、脳に責任を負わせるな――教育の立場から
    ●ミニエッセイ②:運だけの精神科医
    思春期患者と薬物処方――「患者に臨む姿勢のあらわれ」という側面から
    思春期例の精神療法
    ●ミニエッセイ③本の紹介:立花隆著『武満徹・音楽創造への旅』
第Ⅲ部 教育・学校と臨床
    大人の都合・大人の安心――児童精神科からみた学校の風景
    いじめは予防できるのか?
    精神医学的診断と学校――校内で起きる問題
    ●ミニエッセイ④:その後の電子カルテ
第Ⅳ部 ひきこもり青年と訪問
    ひきこもりと小さな思想
    ひきこもりと訪問と
    ひきこもりと家庭内暴力
    孤立と暴力・反社会的行動
    おわりに