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社会保険旬報 №2924

《論評》 『韓国の公共病院の現状と新型コロナウイルスへの対応』伊関友伸(城西大学経営学部マネジメント総合学科教授)

社会保険旬報 №2924
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社会保険研究所

電子版ISBN

電子版発売日 2024年4月11日

ページ数 46

判型 B5

印刷版ISSN 1343-5728

印刷版発行年月 2024年4月

書籍・雑誌概要

《論評》 『韓国の公共病院の現状と新型コロナウイルスへの対応』伊関友伸(城西大学経営学部マネジメント総合学科教授)
本論文は2023年6月28日・29日の2日間、韓国国立中央医療院の招待を受け、ソウル市内で講演を行った1ことを契機として、韓国公共病院の現状に関し調査した内容について報告を行うものである。韓国にも各地域に公共病院と呼ばれる地方医療院や赤十字病院が設置されている。新型コロナウイルスの蔓延により地方医療院はコロナ専担病院となり、感染患者を多数受け入れてきた。新型コロナの蔓延が落ち着きを見せたものの、地方医療院は医師不足、患者流出による収益減などによる経営悪化に苦しんでいる。さらに、2024年2月には、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権による大学医学部定員の大幅拡大方針に反発した専攻医が大量に退職。公共病院は韓国医療の混乱に対して、非常診療体制を取るなど新たな対応を求められている。

目次

《視点》 同時改定にみる医療・介護連携
《座標》 2060年度の医療・介護費を試算/日医の松本会長が出馬表明
《座標》 子ども支援金の平均月額を試算/医師国試の合格率は92.4%
《論評》 『韓国の公共病院の現状と新型コロナウイルスへの対応』伊関友伸(城西大学経営学部マネジメント総合学科教授)
《論評》 『保健福祉専門職種等の在り方に関する研究③ 複数資格取得のモチベーション等に関する研究動向』黄辰悦(医療経済研究機構研究員)/堀真奈美(東海大学健康学部健康マネジメント学科教授、コペンハーゲン大学客員教授)
《動向》 『データ数の少ないDPC対象病院の基礎係数を下げる―令和6年度診療報酬改定の内容⑤』
《動向》 『介護保険制度見直し電子処方箋普及など重点施策を説明―令和5年度厚労部局長会議(下)』
《ジュネーヴからの便り⑧》 『健康志向』中谷祐貴子(世界保健機関本部医薬品・医療材料担当事務局長補)
《潮流》 医師数は34万3275人で過去最多
《潮流》 新たな地域医療構想検討会が初会合/8年度医学部定員の上限を了承
《潮流》 子ども支援法改正案が国会審議入り/後発医薬品の産業構造で報告書骨子
《NEWS》 東総協と東振協が総会 ほか
《雇用・労働の動き》 [フリーランスのワークルール正しく理解している者は4割弱]ほか
《編集室 ワードカプセル》 『国立健康危機管理研究機構』

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