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ゲノム編集の基本原理と応用

ZFN,TALEN,CRISPR-Cas9

ゲノム編集の基本原理と応用
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筆頭著者 山本 卓 (著)

広島大学教授,博士(理学)

裳華房

電子版ISBN 978-4-7853-7745-8

電子版発売日 2022年3月7日

ページ数 176

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7853-5869-3

印刷版発行年月 2018年6月

DOI https://doi.org/10.51046/9784785377458

書籍・雑誌概要

2012年のCRISPR-Cas9 の開発によって,ゲノム編集はすべての研究者の技術となり,基礎から応用の幅広い分野における研究が競って進められている.
 本書は,ライフサイエンスの研究に興味をもつ学生をおもな対象に,ゲノム編集はどのような技術であるのか,その基本原理や遺伝子の改変方法について,できるだけ予備知識がなくとも理解できるように解説した.さらに,農林学・水産学・畜産学や医学など,さまざまな応用分野におけるこの技術の実例や可能性についても記載した.
 2016年末に刊行した『ゲノム編集入門』より全体的に難度を低くし,より多くの読者に興味をもってもらえるように配慮したつもりであるので,若い研究者がこの本によって,ゲノム編集技術を積極的に取り入れ,さまざまな分野で基礎研究と応用研究を意欲的に進めていくことの一助となれば幸いである.

目次

1.ゲノム解析の基礎知識
2.ゲノム編集の基本原理:ゲノム編集ツール
3.DNA二本鎖切断(DSB)の修復経路を利用した遺伝子の改変
4.哺乳類培養細胞でのゲノム編集
5.様々な生物でのゲノム編集
6.ゲノム編集の発展技術
7.ゲノム編集の農水畜産分野での利用
8.ゲノム編集の医学分野での利用
9.ゲノム編集のオフターゲット作用とモザイク現象
10.ゲノム編集生物の取扱いとヒト生殖細胞・受精卵・胚でのゲノム編集

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