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遺伝子操作の基本原理 《新・生命科学シリーズ》

遺伝子操作の基本原理 《新・生命科学シリーズ》
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筆頭著者 赤坂 甲治 (著)

東京大学名誉教授,理学博士

その他の著者 大山義彦

裳華房

電子版ISBN 978-4-7853-7706-9

電子版発売日 2022年3月28日

ページ数 244

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7853-5856-3

印刷版発行年月 2013年10月

DOI https://doi.org/10.51046/9784785377069

書籍・雑誌概要

本書では、遺伝子操作の基本原理を化学の視点でとらえる。
 原理を理解するために、遺伝子が簡単には入手できない状況から説き起こす。精製したタンパク質から予測されるcDNAに相補するDNAを合成・標識してプローブとし、ハイブリダイゼーションの技術を用いて、cDNAライブラリーから目的のクローンを検出することができる。得られたcDNAクローンを用いれば、タンパク質の合成や、合成したタンパク質の機能解析、遺伝子の発現解析も行える。また、cDNAをプローブとしてゲノムライブラリーから遺伝子をクローニングし、遺伝子発現調節機構の解析も可能になる。
 遺伝子操作の基本的技術の原理を学ぶことを通じて、最新の生命科学の論理を理解できるようになるだろう。

目次

第 I 部 cDNAクローニングの原理
 1.mRNAの分離と精製
 2.cDNAの合成
 3.cDNAライブラリーの作製
 4.バクテリオファージのクローン化
第 II 部 基本的な実験操作の原理
 5.プラスミドベクターへのサブクローニング
 6.電気泳動
 7.PCR
 8.ハイブリダイゼーション
 9.制限酵素と宿主大腸菌
第 III 部 応用的な実験操作の原理
 10.PCRの応用
 11.cDNAを用いたタンパク質合成
 12.ゲノムの解析
 13.遺伝子発現の解析