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筆頭著者 服部 隆一 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年9月27日
ページ数 152
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-8149-3
印刷版発行年月 2013年2月
書籍・雑誌概要
なぜその薬を使うのか? 本書は循環器領域でよく使われる基本薬の,薬理・処方のエッセンスを解説.その薬を用いる背景から理解して使い分けができる.更に今回の増補では,近年の新しい抗凝固薬(直接トロンビン阻害薬,抗Xa薬),降圧薬の合剤(ARB+利尿薬,ARB+Ca拮抗薬)の使い分けを中心に大幅な加筆を行った.巻末には腎機能低下時の処方のポイントを記した薬剤一覧を収載.薬の使い分けに自信がわく一冊.
目次
I.総論/選び方・使い方の基本ルール
1.降圧薬の選び方・使い方
2.心不全治療薬の選び方・使い方
レクチャー 腎保護を意識した循環器薬の使い方
ミニレクチャー 循環器領域におけるスタチンの位置づけ
II.各論/循環器の基本薬
1. レニン−アンジオテンシン系(RAS)阻害薬〜アンジオテンシン変換酵素(ACE)
阻害薬,アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB),直接的レニン阻害薬〜
2.カルシウム拮抗薬
3.β遮断薬,α遮断薬,αβ遮断薬
4.利尿薬
5.硝酸薬,ニコランジル,トラピジル,塩酸ジラゼブ
6.抗不整脈薬(ジギタリスを含む)
7.強心薬とその他の心不全治療薬
8.抗凝固薬,血栓溶解薬,抗血小板薬
9.末梢血管拡張薬,閉塞性動脈硬化症の治療薬
III.降圧薬の合剤
付録:Further Readings
付録:循環器治療薬一覧
索引
● Memo
PDE阻害薬
BNP
GFRの実測とCCr
AngII受容体の2つのサブタイプ
インバースアゴニスト
左室リモデリング
アルドステロンブレイクスルー
アルドステロン拮抗薬
冠攣縮性狭心症
β遮断薬の少量投与とは
高血圧治療の第1選択薬から外されたα遮断薬
頻度依存性の遮断効果とは
ソタコールの左室機能抑制に注意
M2遮断作用の副作用に注意
ジギタリス中毒時の注意
Brugada 症候群と心房細動
リドカインやメキシチールは漫然と使わない
抗不整脈薬がかえって予後を悪化させた
リエントリーの遮断
アデホスⓇの使い方
先天性QT延長症候群のTorsades de pointes
ピモベンダンとβ遮断薬の併用
●コラム
侵襲的処置の際の中止のタイミング(抗凝固薬・血栓溶解薬・抗血小板薬)