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脊髄損傷理学療法マニュアル 第3版
書籍・雑誌概要
医療や安全装置の発展により,完全麻痺よりも不全麻痺の患者の比率が高くなった.それに伴い,定型的な練習メニューだけでなく,回復のためのプログラムを組み合わせる必要が出てくるなど,理学療法士には柔軟な対応が求められている.本改訂では,臨床の第一線で活躍する執筆陣が,より今日の臨床に即した内容へと修正・加筆を行っている.確立された練習メニューがない中,手探りで臨床に向き合う理学療法士にとってのバイブル.
目次
第1章 病 態
1.総説
2.脊髄解剖・神経症状・レベル
3.排尿障害
4.排便障害
5.合併症
第2章 理学療法
1.理学療法の評価
(1)評価の進め方
(2)外傷性脊髄損傷受傷後の機能変化
2.クリニカルパス
3.呼吸理学療法
4.理学療法
(1)急性期
(2)回復期
①スタートアップエクササイズ
②座位バランス
③プッシュアップ
(3)基本動作
①寝返り・起きあがり
②四つ這い・膝立ち
(4)移乗動作
①ベッド⇔車椅子
②トイレ⇔車椅子
③自動車⇔車椅子
④床⇔車椅子
5.立位・歩行
(1)歩行の意義・効果
(2)練習1 長・短下肢装具
(3)練習2 継手付き装具での歩行
(4)練習3 杖・歩行器での歩行
(5)練習4 ロボットによる歩行支援
6.日常生活動作
(1)食事
(2)更衣
(3)排泄
(4)入浴・洗身
(5)自動車改造と運転
(6)コミュニケーション
7.不全麻痺の運動療法
(1)体幹・下肢への運動感覚入力
(2)四肢・体幹の交互性運動
(3)座位練習
(4)四つ這い練習
(5)立位練習
(6)歩行練習
(7)体重免荷式トレッドミルトレーニング
8.住宅整備
9.車椅子
(1)シーティング
(2)操作練習
10.トランスファー
(1)全介助
(2)リフト
第3章 社会生活
1.脊髄損傷者に役立つ制度と法律
2.高齢化への対応
3.復学・復職への対応
第4章 トピックス
1.高位頚髄損傷者に対する基本的アプローチ
2.高位頚髄損傷者に対する非侵襲的陽圧換気療法
3.環境制御装置
4.重複障害
5.二分脊椎
6.脊髄損傷とセクシュアリティ
7.脊髄再生
8.褥瘡
9.スポーツ
10.痙縮治療
11.在宅リハビリテーション
12.新人・研修生指導マニュアル
あとがき
索引