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実学としてのリハビリテーション概観

理学療法士・作業療法士のために

実学としてのリハビリテーション概観
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筆頭著者 奈良 勲 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2022年3月21日

ページ数 196

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-4517-4

印刷版発行年月 2015年2月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830645174

書籍・雑誌概要

医療制度が大きく変わりつつある現代のPT・OTのための,新しいリハビリテーション概論書.PT,OT,ST,リハ医師,看護師,義肢装具士,MSWなど多彩な執筆陣が,それぞれの業務やチーム医療について解説.多角的な観点からリハビリテーションの全体像をつかめる.リハビリテーションの現状,沿革や理念,今後の課題と展望,最新のトピックがわかる.これからのPT・OTの指針となる一冊.14項目とコラムから構成.

目次

Chapter 1
医学的・社会的リハビリテーションの歴史と概要
 はじめに
 1.医学的・社会的リハビリテーションの歴史と概要
 2.リハビリテーション専門医師とその役割
 3.医学的リハビリテーションの対象者,対象疾患とそのプログラムの概要
 4.チーム医療
Chapter 2
リハビリテーション倫理・哲学と理念
 はじめに
 1.宇宙と人類の誕生とその解釈
 2.宿命と運命による個々人の人生
 3.なぜ,リハビリテーションと倫理・哲学と理念なのか
 4.プロフェッションとしての関連専門職種の姿
 5.自然治癒力と治療の原則
 6.ICFに準じた脳卒中簡易総合評価システムとアプローチ
 7.リハビリテーション専門職種に求められる諸要素
 おわりに
Chapter 3
理学療法の概要 その1─役割と対象者─
 1.理学療法の原点
 2.各病期および各分野からみた理学療法(士)の役割
 3.専門性と独自性
 4.理学療法士になってから
Chapter 4
理学療法の概要 その2─理学療法現場における業務,評価とアプローチ─
 1.理学療法現場における業務
 2.評価とアプローチ
Chapter 5
作業療法の概要 その1─役割と対象者─
 1.作業療法のルーツとその発展
 2.作業療法の定義
 3.作業療法の対象と領域
 4.各病期における作業療法
 5.作業療法の役割・独自性(専門性)
Chapter 6
作業療法の概要 その2─評価とアプローチ─
 1.作業療法士の業務の流れ
 2.事例検討
 3.作業療法のエビデンス
 おわりに─「作業療法以前の課題」と「人の尊厳への配慮」─
Chapter 7
言語聴覚療法の概要─役割と対象者─
 1.言語聴覚士とは
 2.コミュニケーションのメカニズム
 3.言語聴覚機能不全の種類と分類
 4.言語聴覚士と職種間連携
Chapter 8
リハビリテーション看護の概要─ 役割と対象者─
 はじめに
 1.看護の概念と独自機能
 2.リハビリテーション看護の概念と独自機能
Chapter 9
リハビリテーション分野における義肢装具と福祉機器の概要
 1.リハビリテーション分野における義肢装具と福祉機器の歴史的動向
 2.用語の解説
 3.義肢装具と福祉機器の種類と用途
 おわりに
Chapter 10
医療ソーシャルワーカーの役割と業務
 1.社会福祉とは
 2.医療福祉とは
 3.医療ソーシャルワーカーの資格制度
 4.医療ソーシャルワーカーの役割と業務
 5.地域におけるソーシャルワーク
 6.事例:脳卒中患者への医療ソーシャルワークの流れ─急性期から適応期(維持期)へ─
Chapter 11
リハビリテーションに関する心理的配慮
 1.心理学的な人間の理解
 2.リハビリテーションにおける心理学的配慮の内容とスタッフの役割
 3.セラピストらの立場,認知と個々の対象者などの立場,認知
 4.来談者中心療法,カウンセリング技法などを参考にした心理的配慮
 5.「心身の機能・構造などの永続的変調」に関する認知・影響・支援などについて
Chapter 12
近未来における理学療法の課題と展望
 はじめに
 1.人口構成の変化
 2.報酬関係の変化
 3.地域包括ケアシステムの動向
 4.予防理学療法の発展
 5.治療理学療法の進化と深化
 6.時代背景に沿った理学療法学教育の方向性
 おわりに
Chapter 13
近未来における作業療法の課題と展望
 はじめに
 1.日本における作業療法の歴史と変遷
 2.作業療法の定義
 3.作業療法の考え方
 4.作業療法を取り囲む心身機能(構造を含む)・活動・社会参加の範囲と現状
 5.近未来への取り組み
 おわりに
Chapter 14
リハビリテーションの課題と展望─地域リハビリテーション,チームアプローチ─
 1.地域におけるリハビリテーションの考え方
 2.対象者の態様に応じたリハビリテーション
 3.地域における多職種の連携と協働
 4.リハビリテーション医療とチームアプローチ
 5.良好なチームアプローチのために
コラム
 1.精神科領域の理学療法の課題と展望
 2.動物の理学療法・リハビリテーションの課題と展望
 3.認知機能低下予防・向上へのコミュニケーションロボットの応用
 4.大災害時の理学療法・作業療法の支援の課題と展望
 5.高齢者・社会参加制約者の自立に向けた支援の課題と展望
索 引

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