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≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫

頭頸部腫瘍I

唾液腺腫瘍

頭頸部腫瘍I
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≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫

筆頭著者 森永 正二郎 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2022年1月24日

ページ数 258

判型 B5変

印刷版ISBN 978-4-8306-2245-8

印刷版発行年月 2015年4月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830622458

書籍・雑誌概要

頭頸部の腫瘍は,臨床的には,呼吸や食物摂取といった生命維持に欠かせない領域で,周辺に多数の重要な感覚器や神経が張り巡らされており,また人目に付く部位でもあるため,患者のQOLをも考慮した治療が求められる.病理学的には,まれであること,多彩な組織像や生物学的態度を示すことで,診断に戸惑うことが少なくない.本書は本邦初の頭頸部腫瘍の病理をまとめた教科書で2分冊の1冊目として唾液腺腫瘍を扱う.

目次

第1部 検鏡前の確認事項
 I.唾液腺の解剖学・組織学・発生学
  1.唾液腺の解剖学
  2.唾液腺の組織学
  3.唾液腺の発生学
 II.唾液腺腫瘍の病理組織分類
  1.唾液腺腫瘍の組織分類の現状
  2.唾液腺腫瘍の組織分類の今後
  3.臨床的および病理組織学的側面からみた唾液腺腫瘍の組織分類
 III.病理標本の取扱い方
  1.検体の取扱い
第2部 組織型と診断の実際
 1.悪性腫瘍
 (1)腺房細胞癌
 (2)粘表皮癌
 (3)腺様囊胞癌
 (4)多型低悪性度腺癌
 (5)上皮筋上皮癌
 (6)明細胞癌NOS
 (7)基底細胞腺癌
 (8)脂腺癌・脂腺リンパ腺癌
 (9)囊胞腺癌
 (10)低悪性度篩状囊胞腺癌
 (11)粘液腺癌
 (12)オンコサイト癌
 (13)唾液腺導管癌
 (14)乳腺相似分泌癌
 (15)腺癌NOS
 (16)筋上皮癌
 (17)多形腺腫由来癌
 (18)癌肉腫
 (19)転移性多形腺腫
 (20)扁平上皮癌
 (21)小細胞癌
 (22)大細胞癌
 (23)リンパ上皮癌
 (24)唾液腺芽腫
2.良性腫瘍
 (1)多形腺腫
 (2)筋上皮腫
 (3)基底細胞腺腫
 (4)ワルチン腫瘍
 (5)オンコサイトーマ
 (6)細管状腺腫
 (7)脂腺腺腫
 (8)リンパ腺腫(脂腺型,非脂腺型)
 (9)導管乳頭腫
 (10)囊胞腺腫
3.腫瘍類似病変
 1.IgG4関連唾液腺炎
 2.硬化性多囊胞性腺症
 3.腺腫様導管過形成増殖
 4.腺腫様過形成
 5.唾液腺腺症
 6.壊死性唾液腺化生
 7.囊胞
 8.粘液瘤
第3部 鑑別ポイント
 I.囊胞形成を伴う唾液腺腫瘍の鑑別
  1.相互の類似性と鑑別点
 II.篩状構造を示す唾液腺腫瘍の鑑別
  1.腺様囊胞癌
  2.基底細胞腺腫
  3.多形腺腫
  4.上皮筋上皮癌
  5.多型低悪性度腺癌
  6.唾液腺導管癌
 III.明細胞からなる唾液腺腫瘍の鑑別
  1.唾液腺原発性腫瘍
  2.唾液腺非原発性腫瘍
 IV.唾液腺癌の病理学的悪性度評価
  1.粘表皮癌
  2.腺様囊胞癌
  3.腺癌NOS
  4.多形腺腫由来癌
  5.高悪性度転化(“脱分化”)癌と混成癌
 V.遺伝子検索による唾液腺腫瘍の鑑別
  1.融合遺伝子とは
  2.融合遺伝子の特徴
  3.融合遺伝子の検出法とその診断応用における問題点
  4.組織型ごとの遺伝子異常
第4部 臨床との連携
 Ⅰ.唾液腺腫瘍の画像診断
  1.唾液腺画像診断の概略
  2.良性腫瘍
  3.悪性腫瘍
  4.腫瘍類似疾患
 II.唾液腺腫瘍の臨床病期と予後
  1.病期分類
  2.治療方針の決定および概要
  3.予後
 III.唾液腺腫瘍の治療
  1.良性腫瘍
  2.悪性腫瘍
 IV.穿刺吸引細胞診の意義
  1.有用性
  2.精度
  3.検体採取,標本作製,染色法
  4.診断法(基本的診断アルゴリズム)
  5.唾液腺穿刺吸引細胞診の報告様式
  6.代表的な唾液腺腫瘍の細胞像と解説
 V.術中迅速診断の意義
  1.術中迅速診断とは
  2.術中迅速診断の施行
  3.唾液腺における術中迅速診断
  4.穿刺吸引細胞診による診断との比較
  5.穿刺吸引細胞診後の術中迅速診断
  6.術中細胞診との併用
 VI.病理診断報告書の記載
  1.臓器名と手術術式
  2.肉眼所見
  3.組織型の診断
  4.TNM分類に関連した項目の記載
  5.癌の悪性度分類
  6.その他の顕微鏡所見
  7.組織型ごとの特殊な予後因子・治療関連因子
索引