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臨床から一歩ふみ出す 医療系学生・若手医療職のための はじめての臨床研究入門

臨床から一歩ふみ出す 医療系学生・若手医療職のための はじめての臨床研究入門
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塩澤 伸一郎 (著)

株式会社RMI代表取締役

金芳堂

電子版ISBN

電子版発売日 2026年2月26日

ページ数 100

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7653-2079-5

印刷版発行年月 2026年2月

DOI https://doi.org/10.50910/9784765320795

書籍・雑誌概要

臨床研究は「特別な人だけができること」ではありません。本書は、医療系学生・若手医療者・研究初心者が、臨床現場から一歩ふみ出して研究を始めるための道筋をやさしく解説した入門書です。研究テーマの見つけ方、倫理審査の手続き、データの扱い方、発表・論文投稿まで、実際の現場でつまずきやすいポイントを整理して、丁寧にナビゲート。単なる手順書ではなく、「なぜ研究するのか」「臨床をどう見直すか」という視点から、“自分の臨床を研究に変える力”を育みます。初めてでも、大丈夫!「研究ってこういうことだったのか!」と腑に落ちる、最初の一冊です。

目次

1章 臨床研究をはじめるための心構え
①臨床研究の対象
②臨床研究を行う動機や目的意識をもつ

2章 臨床研究をはじめる前の準備
①臨床研究を始める時のデザイン
臨床研究の目的
臨床研究のアイデアをメモする
臨床研究の方法
観察研究と介入研究
対照群の有無
横断研究と縦断研究
前向き研究と後ろ向き研究
リソースを検討する
臨床研究倫理は重要

②うっかり不正な研究を行わないための「倫理的手続き」
目的及び基本理念
実施計画書の書き方
倫理審査への申請終了
実施計画書を作成する際の注意点
≫ コラム:【研究と倫理】事例の紹介

③ジャーナルクラブ・抄読会とサイエンティフィック・ミーティングに参加しよう
ジャーナルクラブや抄読会とは
ジャーナルクラブや抄読会の進め方
対象となる論文の選定
サイエンティフィック・ミーティングとは
サイエンティフィック・ミーティングの位置付け
ジャーナルクラブや抄読会、サイエンティフィック・ミーティングの運営について

④臨床研究のテーマの見つけ方
研究目的に再び着目する
対象者を具体的にする
自然経過が不明かどうかを知る
介入の効果について知る
調べても知りたい情報にたどり着けない時は、自ら研究を始める
自分自身の臨床経験を大切にする

3章 臨床研究をやってみよう
①対象患者数は自分が決めなければいけない
プライマリアウトカム(主要評価項目)の捉え方
データのばらつきの考え方
ばらつきの特定の仕方

②データの加工と見せ方
データの尺度
データの表し方
データ間の関係から考える扱い方

③データの検定結果が仮説と違ったら、視点を変えてみよう
仮説の振り返り
その他

④「考察」とは
データの解釈
先行研究との相違点
現在の臨床への活用
将来に向けた発展的な活用
臨床研究の限界
学会発表の一般演題での考察
研究論文での考察

4章 学会発表と論文投稿どう進める?
①抄録作成と学会発表
抄録作成
抄録作成後、学会発表までの流れ

②研究論文作成と論文投稿
背景の明確化
臨床研究のフレームワーク
文献の検索と内容の批判的吟味
主たる文献のレビュー
論文の構造化
論文の投稿

5章 臨床研究にまつわるエトセトラ
①なぜ臨床研究が日本では少ないのだろうか
決して研究が苦手ということではない
臨床研究を進めるために必要な知識と思考
多忙により臨床研究ができない問題
日本の臨床研究が進まない本質的な理由
自らの臨床には価値があることに気づく

②なぜ臨床研究に取り組むのだろうか
自らの臨床を批判的に見直す
将来の患者のために改善すべき点を示す

付録:論文検索サイト
索引
著者プロフィール