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新訂版 クイックマスター微生物学 第2版

新訂版 クイックマスター微生物学 第2版
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筆頭著者 西條 政幸 (著)

札幌市保健福社局 医務・保健衛生担当局長 国立感染症研究所 名誉所員

サイオ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2025年3月10日

ページ数 368

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-86749-028-0

印刷版発行年月 2025年2月

DOI https://doi.org/10.34604/9784867490280

書籍・雑誌概要

ウイルス、ワクチン、感染症、細菌症など、変わりゆく微生物学の最新知見を追加した待望の改訂版。

目次

CONTENTS
巻頭カラー写真で学ぶ微生物学 Ⅰ~XVI

Ⅰ 微生物と微生物学
第1章 微生物学のあゆみ
■1■ 微生物とは 16
A 微生物の種類と大きさ  16
B 微生物の分類  17
■2■ 微生物学とは 19
A 微生物学の範囲  19
B 医科微生物学  20
■3■ 微生物の発見 22
A 微生物の発見以前  22
B 微生物の発見  22
■4■ 病原細菌、ウイルスの発見 23
A 微生物学の始まり  23
B 病原細菌の発見  25
C ウイルスの発見  25
D ウイルスの培養  26
E 電子顕微鏡  26
■5■ 免疫学の始まり 27
A ワクチン  27
B 免疫血清  28
C 貪食細胞  28
D 自然免疫  29
E 獲得免疫  29
■6■ 消毒法、抗菌薬の発見 30
A 消毒の始まり  30
B 抗菌薬の発見  30
■7■ 医科微生物学の発展 32
A 検査方法の発展  32
B ワクチン開発  33
C 遺伝子治療・細菌毒素の応用  34
第2章 細菌学
■1■ 細菌の形態と構造 36
A 大きさと形  36
B 染色と観察  37
C 構造  38
■2■ 細菌の増殖 44
A 栄養  44
B 分裂・増殖  44
C 培養  46
■3■ 細菌の代謝 48
A 代謝経路  48
B 異化作用  48
C 細菌の同化作用  49
■4■ 細菌の遺伝 50
A 形質遺伝  50
B 突然変異  50
C 形質転換  51
D 接合  51
E 形質導入  52
■5■ 細菌の病原性 53
A 病原因子  53
B 細菌毒素  55
■6■ 細菌の分類 58
A 学名  58
B 分類  58
第3章 真菌学
■1■ 真菌の生態 64
A 真菌と人間生活とのかかわり  64
B 病原真菌  64
■2■ 真菌の形態と構造 65
A 形態  65
B 細胞構造  66
■3■ 真菌の発育・増殖 68
A 菌糸の発育  68
B 菌糸の分化  68
C 出芽による増殖  69
D 真菌の生殖  69
■4■ 真菌の栄養と代謝 71
A 栄養  71
B 代謝  71
C 培養  71
■5■ 真菌の分類と病原性 72
A 真菌の分類  72
B 真菌の病原性  72
第4章 原虫学
■1■ 原虫の特徴 76
A 原虫と寄生虫  76
B 形態  76
C 構造  77
D 分裂・増殖  78
■2■ 原虫の種類と病原性 80
A 種類  80
B 感染経路  80
C 寄生部位  81
D 原虫感染による疾患  81
第5章 ウイルス学
■1■ ウイルスの特徴 84
A ウイルスの特徴  84
■2■ ウイルスの形態と構造 85
A 大きさと形  85
B 基本構造  86
■3■ ウイルスの増殖 88
A 増殖過程  88
B 増殖速度  91
■4■ ウイルスの遺伝 92
A 突然変異  92
B 遺伝子組換え  93
C 遺伝的再活性化  94
D 相補  94
■5■ ウイルスの分類 95
A 国際的な分類法  95
B 性質による分類  95
■6■ ウイルスの病原性 101
A ウイルス感染細胞の変化  101
B 感染の拡がり  101
C 腫瘍ウイルス  102

Ⅱ 感染と感染症
第6章 感染
■1■ 感染の成立 106
A 感染とは  106
B 感染の成立と要因  107
C 顕性感染と不顕性感染  108
■2■ 感染後の経過 109
■3■ 感染源と感染経路 110
A 感染源  110
B 感染経路  111
■4■ 病原因子と感染防御機構 117
A 侵入門戸  117
B 細菌と感染防御機構  118
C ウイルスと感染防御機構  119
第7章 免疫学
■1■ 免疫とは何か 122
A 免疫の定義  122
B 自然免疫と獲得免疫  122
C 抗原  123
■2■ 免疫担当細胞 124
A 免疫担当器官  124
B リンパ球  125
C 単球・マクロファージ  127
D 樹状細胞  127
E 顆粒球  127
F NK(ナチュラルキラー)細胞  128
G NKT細胞  128
■3■ 抗体と補体 129
A 抗体  129
B 補体  131
■4■ サイトカイン 133
A 種類と機能  133
B 代表的なサイトカインの特徴  136
■5■ 免疫応答 138
A 免疫成立の過程  138
B 抗原認識  139
C Th1リンパ球とTh2リンパ球  139
D 液性免疫と細胞性免疫  140
■6■ アレルギー 142
第8章 感染症
■1■ 感染症のいま 146
A 新興・再興感染症  146
B 日和見感染と院内感染  152
C 薬剤耐性菌  153
■2■ 感染症対策 155
A 感染症サーベイランス  155
B 感染源、感染経路対策  155
C 感受性宿主対策  159
D 院内感染対策  159
■3■ 流行抑制 165
A 感受性宿主  165
B ワクチン  165
C 免疫血清とヒト免疫グロブリン製剤  169
D 滅菌と消毒  169
■4■ 感染症の診断 175
A 感染徴候  175
B 診断  178
C 検体採取  178
D 検査  178
■5■ 感染症の治療 184
A 化学療法薬の特徴  184
B 薬剤感受性と薬剤耐性  185
C 化学療法薬の副作用  186
D 抗菌薬  186
E 抗真菌薬  191
F 抗原虫薬  193
G 抗ウイルス薬  194

Ⅲ 病原微生物と感染症
第9章 主な病原細菌と細菌感染症
■1■ グラム陽性球菌 204
A ブドウ球菌属  204
黄色ブドウ球菌/表皮ブドウ球菌
B レンサ球菌属  207
A群レンサ球菌/B群レンサ球菌/肺炎球菌
C 腸球菌属  209
■2■ グラム陰性好気性桿菌および球菌 210
A シュードモナス属  210
緑膿菌
B ボルデテラ属  210
百日咳菌
C ブルセラ属  211
D フランシセラ属  212
E レジオネラ属  212
レジオネラ・ニューモフィラ
F ナイセリア属  213
淋菌/髄膜炎菌
G モラクセラ属  215
■3■ グラム陰性通性嫌気性桿菌 216
1 腸内細菌科  216
  A エシェリキア属  217
大腸菌
  B シゲラ属  218
赤痢菌
  C サルモネラ属  220
チフス菌、パラチフスA菌/非チフス性サルモネラ菌
  D エルシニア属  222
ペスト菌/エルシニア・エンテロコリチカ
  E クレブシェラ属  223
肺炎桿菌
  F その他の腸内細菌  224
セラチア属/エンテロバクター属/シトロバクター属/プロテウス属
2 ビブリオ科  224
  A ビブリオ属  224
コレラ菌/腸炎ビブリオ
B エロモナス属  227
  C プレジオモナス属  227
3 その他のグラム陰性通性嫌気性桿菌  227
  A ヘモフィルス属  227
インフルエンザ菌/軟性下疳菌
■4■ グラム陰性嫌気性桿菌および球菌 229
A バクテロイデス属  229
B その他のグラム陰性嫌気性桿菌  229
プレボテラ属/ボルフィロモナス属/フソバクテリウム属
C ベイヨネラ属  230
■5■ グラム陽性桿菌 231
1 有芽胞桿菌  231
  A バシラス属  231
炭疽菌/セレウス菌
  B クロストリジウム属  232
破傷風菌/ボツリヌス菌/ウェルシュ菌/ディフィシル菌
2 無芽胞桿菌  235
  A リステリア属  235
■6■ らせん菌 237
1 スピリルム科  237
  A スピリルム属  237
  B カンピロバクター属  237
  C ヘリコバクター属  238
2 スピロヘータ科  239
  A トレポネーマ属  239
梅毒トレポネーマ
  B ボレリア属  240
  C レプトスピラ属  241
■7■ 放線菌と関連細菌 242
A コリネバクテリウム属  242
ジフテリア菌
B マイコバクテリウム属  243
結核菌/らい菌
C 放線菌類  248
放線菌属/ノカルジア属
■8■ マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア 249
A マイコプラズマ  249
肺炎マイコプラズマ
B リケッチア  250
発疹チフスリケッチア/発疹熱リケッチア/日本紅斑熱リケッチア/ツツガムシ病リケッチア/腺熱リケッチア症
C クラミジア  252
トラコーマ・性器クラミジア/肺炎クラミジア/オウム病クラミジア
第10章 主な病原真菌と真菌症
■1■ 表在性真菌症を起こす真菌 256
皮膚糸状菌/カンジダ属/マラセチア属
■2■ 深部皮膚真菌症を起こす真菌 259
スポロトリックス属/黒色真菌/その他の真菌
■3■ 深在性真菌症を起こす真菌 260
カンジダ属/アスペルギルス属/クリプトコックス属/接合菌類/トリコスポロン属/ニューモシスチス属
■4■ 輸入真菌症の病原菌 263
第11章 主な病原原虫と原虫症
■1■ 腸管寄生性原虫類 266
赤痢アメーバ原虫/ランブル鞭毛虫/クリプトスポリジウム・パルブム原虫/大腸バランチジウム原虫
■2■ 性・泌尿器寄生性原虫類 270
腟トリコモナス原虫
■3■ 血液・組織寄生性原虫類 271
トキソプラズマ・ゴンディ/トリパノソーマ原虫/リーシュマニア原虫/アカントアメーバ・カルバートソニ原虫/プラスモジウム原虫(マラリア原虫)
第12章 主な病原ウイルスとウイルス感染症
■1■ DNAウイルス 278
ポックスウイルス科/ヘルペスウイルス科/アデノウイルス科/ポリオーマウイルス科/パピローマウイルス科/パルボウイルス科/ヘパドナウイルス科
■2■ RNAウイルス 288
ピコルナウイルス科/レオウイルス科/カリシウイルス科/トガウイルス科/マトナウイルス科/フラビウイルス科/オルソミクソウイルス科/パラミクソウイルス科/ラブドウイルス科/コロナウイルス科/フィロウイルス科/ブニヤウイルス目/レトロウイルス科
■3■ 肝炎ウイルス 322
ヘパトウイルスA(旧A型肝炎ウイルス)/B型肝炎ウイルス/ヘパシウイルスC(旧C型肝炎ウイルス)/オルソヘペウイルスA(旧E型肝炎ウイルス)
第13章 プリオンとプリオン病
■1■ プリオンとプリオン病 330
A プリオン  330
B プリオン病  330
参考文献 333
索  引 334