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抗菌薬サークル図データブック 第3版
筆頭著者 戸塚 恭一 (監修)
じほう
電子版ISBN
電子版発売日 2020年11月2日
ページ数 200
判型 A6横
印刷版ISBN 978-4-8407-5000-4
印刷版発行年月 2017年12月
書籍・雑誌概要
●抗菌薬の個性、ひと目でわかります!
病原微生物の抗菌薬への耐性化がたびたび話題になる昨今、感染症診療において「どの抗菌薬がどの細菌に対して効力を示すか」を知ることは大切なことです。
本書は、最新の文献をもとに各種細菌に対する抗菌薬のMIC90値をひと目でわかるように示した「サークル図」をまとめたものです。各抗菌薬のページでは、サークル図だけでなく薬剤の特性やガイドラインの推奨情報、添付文書情報、腎機能低下患者への投与量など役立つ情報が満載。読者の要望に応え、総論での耐性菌についての解説も充実させました。白衣のポケットに入るコンパクトサイズで、臨床現場で抗菌薬使用に従事する方におすすめの1冊です。
目次
第1章 総 説
1 抗菌薬サークル図の特徴
2 抗菌薬サークル図データブックの見方・使い方
3 細菌の構造と分類
4 臨床で問題となっている多剤耐性菌
5 感染症の原因菌の変遷と抗菌薬開発の経緯
6 主な細菌について
7 感染部位別にみた主な原因菌
8 抗菌薬の系統別特徴
9 抗菌薬耐性対策サーベイランス
10 総説の参考文献
第2章 抗菌薬サークル図
Ⅰ 経口ペニシリン系薬
アモキシシリン(サワシリン)
クラブラン酸/アモキシシリン(オーグメンチン)
クラブラン酸/アモキシシリン(クラバモックス)
Ⅱ 注射用ペニシリン系薬
アンピシリン(ビクシリン)
ピペラシリン(ペントシリン)
スルバクタム/アンピシリン(ユナシン―S)
タゾバクタム/ピペラシリン(ゾシン)
Ⅲ 経口セフェム系薬
①第1世代セフェム系薬
セファクロル(ケフラール)
②第3世代セフェム系薬
セフジニル(セフゾン)
セフテラム・ピボキシル(トミロン)
セフポドキシム・プロキセチル(バナン)
セフチブテン(セフテム)
③新第3世代セフェム系薬
セフカペン・ピボキシル(フロモックス)
セフジトレン・ピボキシル(メイアクトMS)
Ⅳ 注射用セフェム系薬
①第1世代セフェム系薬
セファゾリン(セファメジンα)
②第2世代セフェム系薬
セフォチアム(パンスポリン)
セフメタゾール(セフメタゾン)
フロモキセフ(フルマリン)
③第3世代セフェム系薬
・抗緑膿菌活性をもたないグループ
セフトリアキソン(ロセフィン)
ラタモキセフ(シオマリン)
・抗緑膿菌活性をもつグループ
セフタジジム(モダシン)
スルバクタム/セフォペラゾン(スルペラゾン)
④第4世代セフェム系薬
セフピロム(硫酸セフピロム静注用)
セフェピム(マキシピーム)
セフォゾプラン(ファーストシン)
Ⅴ カルバペネム系薬
イミペネム/シラスタチン(チエナム)
パニペネム/ベタミプロン(カルベニン)
メロペネム(メロペン)
ビアペネム(オメガシン)
ドリペネム(フィニバックス)
テビペネム・ピボキシル(オラペネム)
Ⅵ ペネム系薬
ファロペネム(ファロム)
Ⅶ マクロライド系薬
クラリスロマイシン(クラリス)
アジスロマイシン(ジスロマック)
Ⅷ キノロン系薬
モキシフロキサシン(アベロックス)
トスフロキサシン(オゼックス)
シプロフロキサシン・経口薬(シプロキサン)
レボフロキサシン(クラビット)
ガレノキサシン(ジェニナック)
シタフロキサシン(グレースビット)
シプロフロキサシン・注射薬(シプロキサン)
パズフロキサシン(パシル)
Ⅸ グリコペプチド系薬
バンコマイシン(塩酸バンコマイシン)
テイコプラニン(タゴシッド)
Ⅹ オキサゾリジノン系薬・ストレプトグラミン系薬
リネゾリド(ザイボックス)
キヌプリスチン/ダルホプリスチン(シナシッド)
ⅩⅠ 環状リポペプチド系薬
ダプトマイシン(キュビシン)
ⅩⅡ アミノグリコシド系薬
アルベカシン(ハベカシン)
トブラマイシン(トブラシン)
アミカシン(アミカシン硫酸塩注射液「日医工」
ⅩⅢ モノバクタム系薬・ホスホマイシン系薬・テトラサイクリン系薬・グリシルサイクリン系薬・リンコマイシン系薬
アズトレオナム(アザクタム)
ホスホマイシン(ホスミシン)
ミノサイクリン(ミノマイシン)
チゲサイクリン(タイガシル)
クリンダマイシン(ダラシンS)
抗菌薬サークル図(薬剤情報)の参考文献
付 録
主な菌種の抗菌薬感受性