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明日からの臨床・実習に使える言語聴覚障害診断―成人編 改訂第2版
筆頭著者 都筑 澄夫 (監修)
その他の著者等 大塚 裕一 著
診断と治療社
電子版ISBN 978-4-7878-8188-5
電子版発売日 2024年11月14日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7878-2693-0
印刷版発行年月 2024年11月
書籍・雑誌概要
初学者や若手臨床家向けに,初期スクリーニングと診断の基礎力を養うために2016年に刊行された書籍の第2版.診断が難しい障害の注目症状や評価項目の解説を比較方式で追加し,実習用スライドも導入.見出しデザインと内容の再構成でわかりやすさが向上しました.『小児編』と併せて幅広い年代に対応.養成校の講義のみならず臨床の現場で役立つ一冊です.
目次
改訂第2版 序
監修のことば
言語聴覚障害診断学への思い
第1章 言語聴覚障害診断とは
●1.評価とは
●2.発症経過ごとの評価の目的
急性期
回復期
維持期
第2章 コミュニケーション訓練までの臨床的な流れ
●1.評価
情報収集
面接・スクリーニング8
検査
●2.訓練
訓練の流れ
第3章 対象者観察の方法
(初回面接・スクリーニングを中心に)
●1.対象者の観察
対象者の初回面接、スクリーニングのポイント
対象者の初回面接、スクリーニングの実践
対象者の初回面接・スクリーニング検査の問題点
●2.面接の項目と技法
一般的な面接態度の基本
一般的に面接の質問で気をつけること
家族、対象者からの質問の対応方法
第4章 対象者の検査
●1.言語検査
総合(的)検査
(1)標準失語症検査(SLTA)
(2)WAB失語症検査日本語版
(3)老研版失語症鑑別診断検査
掘り下げ検査
(1)SALA失語症検査
(2)失語症構文検査
(3)失語症語彙検査
(4)トークン検査
(5)標準失語症検査補助テスト
(6)重度失語症検査
(7)実用コミュニケーション能力検査
●2.知能検査
(1)日本版WAIS-R成人知能検査
(2)コース立方体組み合わせ検査
(3)レーヴン色彩マトリックス検査
●3.その他の検査
失認の検査
(1)標準高次視知覚検査
(2)BIT行動性無視検査日本版
(3)線分二等分線検査
(4)線分抹消検査
(5)花模写検査
失行の検査
(1)標準動作性検査
記憶の検査
(1)日本版ウェクスラー記憶検査
(2)リバミード行動記憶検査
(3)三宅式記銘力検査
(4)ベントン視覚記銘検査
第5章 対象者の記録
●1.観察レポートの書き方
記録時の基本的重要ポイント
(1)逸話記録
(2)頻度
(3)時間
(4)行動の評定
第6章 対象者の報告書
●1.臨床場面
言語障害初期報告書例
他施設への依頼状例
他施設への紹介状例
●2.実習面
観察レポート例
症例報告書(ケースレポート)の書き方
臨床実習報告書例
(1)失語症
(2)運動性構音障害
(3)摂食嚥下障害
臨床実習報告スライド例(養成校報告用)
(1)失語症
(2)運動性構音障害
(3)摂食嚥下障害
症例報告用スライド例(学会・勉強会報告用)
(1)失語症訓練(その1)
(2)摂食嚥下障害対応
(3)失語症訓練(その2)
実習日誌例
付録1 言語聴覚士医学用語(医学用語の成り立ち)
付録2 スクリーニング用紙
参考文献
索引
監修者・著者プロフィール